習得必須!フェザーリングを覚えてライントラブルをなくそう!【スピニングリール】

フェザーリング 釣り方

こんにちは!よっしです!

スピニングリールはベイトリールより投げるのが簡単で、初心者でも扱いやすいリールですがフェザーリングができていないとライントラブルが起こることもあります…

せっかく楽しい釣りをしているのにライントラブルが起きてストレスが溜まってしまったら最悪ですよね。

今回は快適にスピニングリールを扱うために必要なフェザーリングのやり方や練習方法についてです。

そしてフェザーリングを覚えれば、トラブル防止だけでなくキャストコントロール良くなるなどのメリットもあります。

キャストコントロールが重要なバス釣りや渓流トラウトなどをやる方はフェザーリングが必須になりますね!

フェザーリングとはルアーのキャスト後、指をスプールエッジに触れて着水までに余分なラインが放出されないように調節することです。

フェザーリングをせずに余分にラインが放出され、糸ふけが出ている状態でラインを巻いてしまうと次のキャストでラインが絡まりトラブルを起こしてしまうことがあります。

このトラブルを防ぐためのフェザーリングというわけです!

今のスピニングリールはかなり進化しておりライントラブルが起きないように様々な工夫がされているので、フェザーリングをしなくても大丈夫なことも多いですが、もしトラブルが起きるとライン量も減るし、釣行時間も減ってしまいます。

またシマノのステラやヴァンキッシュのようなインフィニティループ(密巻き)が搭載されているものはフェザーリングを怠るとトラブル率が高くシビアな機種です。

インフィニティループ搭載機種はシビアな反面、他のリールにはないメリットがあります。インフィニティループについては詳しく解説した記事があるので気になる方はご覧ください。

※右投げを前提に書いています。

方法は二つあります。

①ルアーをキャストするときは右手の人差し指でラインをつかんでキャストしますよね。キャスト後その右手の人差し指でスプールエッジを触る方法↓

フェザーリング

②左手の親指でスプールエッジを触る方法↓

フェザーリング

そして徐々にブレーキをかけるようにフェザーリングし飛距離を殺さず、着水させることが理想です。

簡単でやりやすいのは②ですが、渓流トラウトやバス釣りのショートキャストの場合これだとフェザーリングが遅くなり間に合わないことがあるため①の習得は必須ですね!

ルアーの滞空時間が長ければ、②で十分です。

ピンポイントキャストといえばベイトリールのイメージですが、スピニングリールでもフェザーリングを極めればできるようになります。

ピンポイントにキャストすることが多い渓流トラウトやバス釣りなどは特に重要ですね!

フェザーリングは強く抑えるほど、飛距離が落ちていくので飛距離の調節ができます。

例えば、5m先のポイントにルアーを落としたいとします。

フェザーリングを行わないと、ぴったり5m飛ぶ力でキャストしないといけません。

しかしフェザーリングで飛距離の調節ができるようになれば、7mぐらいの力でも8mぐらいでキャストしてもフェザーリングで飛距離を抑えて5mのポイントに落とすことが可能です。

またさらに細かく調節できるようになると、なるべく静かに着水させることもできるようになります。

警戒心が強い魚の場合、着水音をなるべく静かにすることはかなり重要ですので着水音まで調節できるようになれば釣果アップにつながります!

①実際の釣りと同じようにロッド、リール、ルアーをセットし、下の画像のように右手の人差し指とスプールエッジでラインを挟みます。

※ルアーは近い重さならなんでもいいです。もしルアーを使うなら安全のため針は外してください。

フェザーリング

②人差し指を放しルアーの落下させます。

③床をキャスト先の水面と想定して、床に当たらないギリギリでルアーを止める。

床ギリギリに止める

床ギリギリで急減速しぴたっと止めるより、徐々にスピードダウンし床ギリギリで止めるほうが理想的です。実際の釣り場でもキャストして徐々にスピードダウンし、着水させることによって着水音を静かにできます。

①、②、③を繰り返して練習してみてください!

またスピニングリールはスプールが上下するので、キャストするたび上の時、真ん中にある時、下の時と毎回スプールエッジの位置が微妙に違います。

どんな状態でもきちんとフェザーリングができるようにマスターしましょう!

ちなみにルアーのかわりにしているオレンジのシンカーのような物はコーモランのプラクティスシンカーというものです。

ゴム製なので家の中でキャスティング練習しても、壁や家具を傷つけにくくおすすめです。

基本的なフェザーリングをマスターし、糸ふけが出たままラインを巻かないようにすればトラブル率はほぼ0になり快適に釣りができます!

そしてさらにフェザーリングを極めてピンポイントキャストができるようになると釣りが超楽しくなりますよ!

スピニングリールでピンポイントキャストが決まったときの快感は格別ですね!

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